チャンバラを見た
父の遺品の中から「赤穂浪士」を見た。嫁が父に買ってあげたのだが、未開封のままで見ていなかったようだ。(何かの供養にはなるのかしら?)

東映が創立10周年の記念映画として製作したもので、片岡千恵蔵、市川右太衛門、中村錦之助、大川橋蔵、大河内傳次郎、大友柳太朗、近衛十四郎、月形龍之介、中村賀津雄、松方弘樹 ..... ともかく凄いキャスティングである。

「御大」と呼ばれる二大スター(片岡千恵蔵と市川右太衛門)が、何の台詞も無く目と目で伝え合う3分間のシーンというのがあって、..... ちょっとビックリした。カメラワークもライティングも稚拙なのだが妙に解るのである。あなどれないのである。いや、凄い役者だったのでしょう!(市川右太衛門の息子さん、SBの携帯CMで犬の役をやってていいのかしら?)

大石内蔵助が揺泉院に会って「西国に仕官が決まり、永の別れ ..... 」という場面、西国霊場(もっと西で天竺・お釈迦様の国)に赴くという意味に捕らえたが、 ..... 少しはモノを知らないと面白くもなんともない。大佛次郎(おさらぎじろう)の原作であるが、橘右近を演じた大河内傳次郎も渋くてよかった。(近年見た西田敏行は真似したね?)

歴史家に言わせると、浅野内匠頭元家来が起こした事件を「仮名手本忠臣蔵」という歌舞伎・人形浄瑠璃の演目にしたフィクションであるというが、映画・テレビで100本以上も作られてきた伝統的作品である。
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討ち入りがあった元禄15年12月14日というのは、西暦1703年1月30日とのことである。昔は、東京も寒かったんだね。

(夫)
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by noru_nao | 2009-03-16 08:44 | 映画・音楽 | Comments(2)
Commented by 鳥好き at 2009-03-16 23:25 x
「赤穂浪士」ものは沢山ありますが。
東映のこの映画はいいですね、このほかはNHK大河ドラマのも好きです
でもNHKのものは最終回にか画像がが残っていないのが残念です。
泉岳寺では毎年義士祭が行われ地下鉄泉岳寺駅からの道路は行列になるほど供養の人が並びにぎやかです。そしてお線香の煙が付近一帯を霞ませるほどでした。義士の遺品もあり何故か日本人の琴線に触れる
イベントでした鳥好きも5年連続でこのお祭りを見に行きました。
反面吉良邸は目印の石碑があるぐらいで侘しいものでした。
揺泉院との別れの場面は泣けますね。昔人間の鳥好きより。
Commented by at 2009-03-17 09:24 x
>鳥好きさん
ご無沙汰しております。あの写真は凄かったですねぇ-!
(「あの写真」とは、白鳥が舞い降りてくる岸辺にタンチョウの夫婦が佇んでいる様子を見事に撮影したもので、初めて見る絵図らです)

僕が小学校高学年の時の作品で、正月に両親と一緒にギュウギュウの映画館で見た記憶があるのです。吉良邸へは僕も行ってみました。
http://norunao.exblog.jp/8104278/

浅野内匠頭の怒りがいかほどであったか解りませんが、元禄期、将軍綱吉、生類憐れみの令、側用人柳沢吉保 ..... 朱子学を批判して赤穂へ流刑となっていた山鹿素行に藩主をはじめ大石内蔵助も師事(だから山鹿流陣太鼓か)しており、赤穂藩には幕府批判の風潮があったのでは?対する幕府側も、(反体制的な)口うるさい世間への見せしめ的な思索があったために「喧嘩両成敗」の判例に従わなかったのでは?(しかし、城内にあった吉良の屋敷を城外の本所松坂町に移させるなど、幕府側も「討ち入り」を仕向けたフシがある?)

吉良上野介の実子であった上杉綱憲が米沢への隠居を勧めるのですが、その米沢へ明日向かいます。(もちろん仕事ですが、札幌からだと不便なところです)
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