顔面痙攣という病気について
2年ほど前から、片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)を患っています

脳の血管が顔面神経を圧迫することから起きる病気で、最初はチック症状のように頬がピクピクという感じで始まりました

いろんな人に相談しました
仕事でお知り合いになった大学病院の先生方、医療機器メーカの方、できるだけ症状を話してアドバイスをいただきましたが、どうもシックリきません?

頸椎のマッサージ、針治療、脚壷マッサージ、整体、東洋医学院、中国式医術など、いろいろな所を訪れて治療を受けました
食事療法についてシアトル(の高名な先生)から1時間半も電話をいただいたり、宗教的な気の治療院も訪れてみました

理由は?  還暦を過ぎた身体にメスを入れたくなかったからです!

この2年の間に、いろんなことを学びました
そして、「世の中には、とても気の毒な人がいること、自分ではどうにもならない」ことを身をもって実感し、辛い病気と向き合って生きていることを知りました
「ガンは貴方に起きた最良のこと ... 」という、L. アームストロングが頭にきたという言葉を思い出し、同じ意味であると悟りました

《 僕が感じた、この病気による弊害 》
・発作が起きると片眼が見えない状態になり、遠近感に支障が出ますので、仕事での業務、車の運転、自転車走行、階段の上り下りなどに不便・不安を感じます(万が一を考え、車の運転を休止)
・慢性的な違和感、人と会う時の恥ずかしさ、洗顔・ひげ剃り、歯磨きなどの不便さを感じます

死ぬことは稀であっても、もう少し人生をアクティブに生きるには、この病気を克服したい
薬による治療も考えましたが、副作用が怖くて、やむなく手術することを覚悟しました

じゃあ、誰に(病院じゃないんですよ、手術は人が肝なのです)手術をしていただくか?

この病気の権威であり、世界中を飛び回って手術をし、「神の手を持つ男」と評判の高い米国デューク大学(脳神経外科では全米一の実績)脳神経外科教授の福島孝徳先生に行き着きました(webで、この病気の闘病記を書かれていた「みりんさん」にお世話になりました)
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《 福島式手術方法 》
・皮膚の切開は約4cmの小さな切開のみで行います
・耳の後ろの薬5cm後方に緩いS字の切開を置きます
・頭蓋骨に直径約3cmの穴を開け、後頭蓋窩という小脳があるスペースに入ります
・小脳を傷つけないように避けて脳槽に入り、そこを走る脳神経を確認し、周囲の血管と神経の関係を観察した後、顔面神経の脳幹部の入口を圧迫している血管を周囲組織から丁寧に剥がし、血管が神経に当たらないように場所を移動させます
※ この際、できるだけ、血管と神経の間に物を挟まないことが重要
※ 後々、神経周囲に瘢痕組織ができ、余計に癒着を形成してしまい、再発することがある
※ テフロンという素材を使って細い紐のような物を作り、血管を巻いてテフロンを他の部分に付ける(フィブリン糊という特殊な糊を使って糊付けする)という方法で行う
※ 非常に侵襲の少ない、有効且つ安全な方法である

次回、福島先生の診察結果を報告します .....

(夫)
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by noru_nao | 2014-07-09 09:51 | 病気のこと | Comments(2)
Commented by take_velo at 2014-07-13 13:40
前向きなご決断、ケイオス父さんらしいです、手術が終わったら、ぜひ自転車、ご一緒させてください。宝塚の北も良いところですよ、お待ちしています。遠くからエールを送ります☆
Commented by at 2014-07-16 10:59 x
take_veloさん、ありがとうございます!
宝塚を走るにはMTBが要るのでは?
「しまなみ海道」を走りに行きましょう ..... 例の御仁も誘って。
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