イタリアのものづくりとデザイン
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デローザのサイトで、「近年のデローザ社の規模は大きくなった。..... 3人の息子を含め、ここで10人以上の職人が働いている。しかし年間の生産台数は約6,000本と、デローザの規模と名声に比べれば驚くほど少ないものだ。それは妥協のない製品作りの基準がデローザとしてはこのくらいの数字ということなのだ。有名ブランドが次々とアジアへ生産を委託するなか、デローザは頑なに自社生産にこだわっている」という記事を読んで、愕然としてしまった。

琢磨がスポーツ飲料のコマーシャルで乗っているバイクがデローザのキングですが、「現在のデローザのフラッグシップモデルであるカーボンフレームのキングは、1日2台しか製作することができない」 ..... 何故か、悲しくなってしまうのです。

バイク乗りなら憧れるあのデローザの職人はたったの「10人以上(創業者の息子3人を含め)」、年間6,000台の生産数、フラグシップモデルは1日2台しか作れない。

ウーン、これを成功したビジネスと呼ぶべきでしょうか? (「コピー商品はいけません」と他国の政府機関まで駆り出して、利益追求に余念のないブランド品を売っているのとは訳が違う。彼らは「それを必要とするエクゼクティブのため」と嘯ぶいて日本の田舎町にも支店を作る。「金持ちなら本店まで買い来い」と何故言わぬ?)

デローザの色の美しさと深み、何でもないエレメントが組み上がった時のデザインの強さ、確かにイタリアン・デザインはあなどれません。でも、バイクは乗ってなんぼのものですから、当然、乗り心地も一流でなければなりません。そう考えると、高い値段も安く思えてきます。

でも、なぜ? ..... カオスの深淵に落ち込んでしまいそうな気持ちです。
「Merakが欲しい!」 − Ghisalloくんは、今夜にも完成予定! −

(夫)
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by noru_nao | 2006-05-18 14:52 | ビジネス | Comments(2)
Commented by 事務局長 at 2006-05-18 21:53 x
完成されたものには、美が宿る。美が宿ったものには、力が宿り、力が宿ったものは、欲望を引き寄せる。なんちゃって!
Commented by at 2006-05-20 09:56 x
宿ります!確かに ..... 宿るものです。

ルパード・シェルドレイクの「形態形成場」に、一時、嵌っていましたから。
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