イカリシントウ
道内大手某地方銀行でのお話。

父が札幌に移住した際、○銀(←これでバレバレだわね)に開いた口座に、それまでの銀行残高を移してもらう手続きをした。父は字を書いたり、事務手続きをするのが大の苦手で、私がすべて代行していた。その時も、父を証明できる色んなものを携えて、私がひとりで窓口に向かったのだが、「金額が大きいので、できればご本人のご来店、もしくはお電話でご本人の了解をいただきたい」とのこと。電話を取るのも苦手な父、結局受話器を上げてくれることはなく、私は任務を完遂できないまま、スゴスゴと家路についたのであった。まあ、しゃあないな。セキュリティがしっかりしてる証拠だし。安全第一。うんうん。

数日後、父を連れて改めて○銀に向かった。手続きはスムーズで、ものの5分で完了。安全のためと口を酸っぱく説明し、二度も足を運ばせておきながら、誰も肝心の「本人確認」をしなかった。つまり、私の隣に座ったじいさんは、住所氏名の通知も、身分証明の提示も、署名すらも求められることはなく、すべて私の代書、代返でコト足りたのである。通りすがりのおっさんにお付き合いいただいても、なんら問題なくコトは進んだであろう。いくらセキュリティ対策のシステムを整備したところで、現場への徹底度がこんなもんじゃ意味ねーじゃん、とえらく勉強になった一件であった。

父の代行でお金の管理をしている私は、また「本人確認」と言われるとイヤなので、その後、窓口のヒトに引き出しの手順を質問した。「通帳と印鑑をお持ちで、お手続きされる方の身分証明ができれば問題なくお手続きできます」とのこと。私は自分の免許証さえあればいつでも下ろせるんだな、と理解していた。

で、今日。そのつもりで窓口に行ったら、以前「安全のため」と口を酸っぱくしていた役付っぽい男性がまたまた現れた。彼はまたも、「金額が大きいので、できればご本人のご来店、もしくはお電話でご本人の了解をいただきたい」と、以前と同じこと言う。彼は私のことなんか覚えちゃいなかったけれど、私は根に持っている。

「こうなるのがイヤなので、こちらの窓口で確認して、引き出せると回答をいただいてます。何より、以前、あなたに同じことを言われて、その通り本人を連れてきたのに、全く確認しなかったじゃないですか!なのにまた本人連れて出直せ、と?」

つい、怒りをあらわにまくしたててしまう私。あきれ返っているのか、コトを理解しようとしているのか、とにかくアホ面でじっと私を見つめる役付らしき男性。
以前の顛末、万全を期すことには異論はないこと、手続きの方法を知っていたら最初からそうしたこと、行員の回答に従ったこと、不快感などなどを改めて説明し、出直すと告げると、「申し訳ございませんでしたっ」と、机につかんばかりに頭を下げる行員たち。謝らんでもいいから、いっぺんで用事が済むようにしてくれよっ。今度手続きするときは預金全部引上げてやるからなっ。←やっぱり根に持っている^^;

(妻)
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by noru_nao | 2006-08-28 16:50 | 妻のあれこれ | Comments(0)
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