上海ってば、もぉ。 -その2の2-
タクシーの続き。

上海のタクシーは安い。初乗り11元(約165円)。南京西路のホテルからたいていのスポットまで、20~30元で移動できる。ほとんどがオンボロで埃まみれのVWサンタナで、ドアはきしみ、ドライバーはスポーツシャツに作業ズボンみたいないでたちである。ドアはもちろん自分で開閉。ややマシなのは「大衆(←シュウは人三つ)タクシー」とかいう会社で、洗車してる車が多く、ドライバーも制服を着用し、髪型もこざっぱりしていた。が、愛想やサービスは他社と同じ。ない。

辟易したのがシートのヘタり。とにかく沈むのだ。乗り心地を追求しているわけでは決してない。私と友人は最初に乗り込んだ方が後者に「テンピュール(←勝手に名付けた)だよ」と注意を促す習慣がついてしまうくらい、気持ち悪い感触だったのである(苦笑)。

ボロさを実感するデキゴトも体験した。ドアを閉めた衝撃で、ドアミラーの鏡部分だけがガッシャ~ンと落ちたのである。ベタなコントのようだ。運転手はめんどくさそうに、ミラーをはめ込んだのだが、きっと我々が「ぎゃー、落ちたっ!」と大騒ぎしたからだろう。黙っていたら、ミラーがなくても走り出していたに違いない。

上海では、空車を拾うのと同じくらい、今客が降りる瞬間の車を捕まえる機会も多い。Chineseの割込み、横入りは以前から聞いていたが、ここにもその精神は生きていた。降車する人のためにゆったりと空間をあけて待っていたりすると、他の客がとっとと乗りこんでしまうらしい。私たちが嘘テンピュールから立ち上がるのにもたついていると、次の客がちゃっかり助手席に座ってたりする。地下鉄で降りそこなうのは日本でも聞く話だけど、うかうかしてると、タクシーを降りそこなってしまいそうである。いや、おおげさでなく。

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あら、反射しちゃった、ごめんなさい。しかも空気入りまくりだし。
「蟹 27」←なんだ、これ?実は、忘れ物とかクレームの問い合わせのために、覚えやすいキャラクターのステッカーを貼っているとのこと。確かに、この唐突さは記憶に残るかも。「蟹 27」。

なんだか蟹に取りつかれてるような気がしないでもない。

(妻)
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by noru_nao | 2006-11-03 11:00 | 上海 | Comments(0)
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