朝食とチェックアウトで利用した44階のクラブラウンジ。ゆったりとした空間、高い天井、オリエンタルで洗練されたインテリア・・・・・・ここはホントにすばらしかった。食事はたいしたことなかったけれど。(もちろん本場の極ウマ中華ばかり食べてるんだから、フツーのホテルブッフェでは感動できなくて当たり前か) ↓右の赤白のフルーツがなんなのか知らなくて、女性スタッフに訊いたら「ドラゴンフルーツ」ですと。見るのも食べるもの初めてだ。お味は・・・・・・・・ふーん、ってな感じ。でも、翌朝、そのスタッフがにこやかに「昨日のフルーツはどうだった?甘いでしょ?」と話しかけてくれて、英会話実践経験の少ない私にはとてもいいレッスンになったのであった。このホテルのスタッフはみんな気さくに話しかけてくれるのがホントにうれしい。
話しかけると言えば。前回、友人と連れ立って歩いている時には、よく日本語で話しかけられたし、日本語ができない相手は英語で話しかけてきた。我々が一言も発していないにも関わらず、である。「うちらってよくよく日本人に見えるんだねー」と感心したものである。ところが今回の旅行で、その認識が間違っていたと知る。私がひとりでうろうろしていると、ホテルであれショッピングモールであれスタバであれ、必ず中国語で話しかけられるのである。怪訝な顔で「Pardon?」と言うと、初めて外国人だと気づくらしい。今回はひとりで歩くことも多いから絶対に着飾って来るな、という妹の言葉を守ったせいか、それとも、まんまネイティブ顔なのか・・・・・・う~ん、複雑である。
ま、日本でも「ニホンゴ、ダイジョブ?」と話しかけられたことあるけどさ。
ロビー階のエレベータホール。奥に見えるおにいちゃんは、客に上か下かを聞いてボタンを押す係と、客が乗る際にドアを抑える係、それに、エレベータがたくさんあるので、どれが先に到着するかを見極めて客を誘導する係、その合間にボタンやパネルを拭き拭きする係を兼任している。忙しい職務だが、彼らは常に笑顔と挨拶を欠かさない。中国にあって、これはとても革新的なお仕事だと思った。茶化してるんじゃなく。
とある高級レストランでは、我々が帰る際にウエイトレスがエレベータのボタンを押してくれた。が、彼女は我々には一切視線を向けず、片脚に体重をかけただらしない姿勢で、ボタンを連打し(意味ないと思うけど)、到着したのを見てとるや、ドアが開くのも待たずに無言でその場を去った。そして、途中の階から乗ってきた別のウエイトレスは、やはり笑顔も言葉もないまま、1階に着いたとたん、我々を残して悠然と降りていったのである。妹いわく、「中国ではフツー」だそうだ。それに比べると、メリディアンの拭き拭きにいちゃんの職業意識はかなりハイレベルだと、本当にそう思ったのである。
みなさん、上海のカルチャーギャップを楽しむなら急がないと。今に上海中がちゃんとサービスしてくれるようになっちゃいますよ。
(妻)
話しかけると言えば。前回、友人と連れ立って歩いている時には、よく日本語で話しかけられたし、日本語ができない相手は英語で話しかけてきた。我々が一言も発していないにも関わらず、である。「うちらってよくよく日本人に見えるんだねー」と感心したものである。ところが今回の旅行で、その認識が間違っていたと知る。私がひとりでうろうろしていると、ホテルであれショッピングモールであれスタバであれ、必ず中国語で話しかけられるのである。怪訝な顔で「Pardon?」と言うと、初めて外国人だと気づくらしい。今回はひとりで歩くことも多いから絶対に着飾って来るな、という妹の言葉を守ったせいか、それとも、まんまネイティブ顔なのか・・・・・・う~ん、複雑である。
ま、日本でも「ニホンゴ、ダイジョブ?」と話しかけられたことあるけどさ。
とある高級レストランでは、我々が帰る際にウエイトレスがエレベータのボタンを押してくれた。が、彼女は我々には一切視線を向けず、片脚に体重をかけただらしない姿勢で、ボタンを連打し(意味ないと思うけど)、到着したのを見てとるや、ドアが開くのも待たずに無言でその場を去った。そして、途中の階から乗ってきた別のウエイトレスは、やはり笑顔も言葉もないまま、1階に着いたとたん、我々を残して悠然と降りていったのである。妹いわく、「中国ではフツー」だそうだ。それに比べると、メリディアンの拭き拭きにいちゃんの職業意識はかなりハイレベルだと、本当にそう思ったのである。
みなさん、上海のカルチャーギャップを楽しむなら急がないと。今に上海中がちゃんとサービスしてくれるようになっちゃいますよ。
(妻)
by noru_nao
| 2006-12-06 00:27
| 上海