イノベーションのジレンマ
米 Kodak が残念なことになっている .....

プロの写真家が Kodak から受けた恩恵は計り知れない
僕がコマーシャル・フォトで飯を喰いはじめた頃、Tri-X, Kodachrome, Ektachrome を常用していた

コンピュータ業界で、IBM が Microsoft に王座を明け渡した時も相当ショックだったが、世界的な優良企業にこんなことが起きるなんて?

10年ほど前、札幌の IT 企業の経営者たちが「土曜日に優れた経営書を読む会」というのを開催し、僕もメンバーのひとりだった

教材の一つに「イノベーションのジレンマ(英語:Innovator's Dilemma)翔泳社」があって、興味深く読ませてもらった

「優れた特色を持つ商品を売る巨大企業が、その特色を改良する事のみに目を奪われ、顧客の別の需要に目が届かず、その商品より劣るが新たな特色を持つ商品を売り出し始めた新興企業の前に力を失う」ことをいう(Clayton M. Christensen が 1997年の著書で現した)

DEC(Digital Equipment Corporation)のハード・ディスクの開発を例えにして、高価で精度の高いディスクを売っているメーカが、安価で大容量の次世代機を研究・開発しないわけはないのだが .....

「飯を喰わせているのは、こんな安物じゃない」、「こんなものを売るのは自分たちを否定すること、半数の社員を首にしなければやっていけない」というジレンマに陥る ..... そして、DEC は消え去った

Kodak は、世界で初めてデジタル・カメラを創ったメーカであり、僕がデジタルをはじめた頃の憧れでもあった
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小岩井農場でボルゾイたちを撮った時に、メーカから借用 ..... Nikon F5 がベースの素晴らしい(高価な)カメラだった


そして、いつかは Pro Back が欲しかったのである
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他社の破壊的イノベーションの価値が市場で広く認められた結果、優良企業の提供してきた従来製品の価値は毀損してしまい、優良企業は自社の地位を失ってしまう

なんとか、ならなかったのだろうか?

(夫)

P.S.
未だ、ベンチャーであり、挑戦者である!
イノベーションのジレンマに陥ることは、当分の間 ないだろうが、肝には銘じておきたい
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by noru_nao | 2012-01-22 10:39 | ビジネス
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