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ただ、マイヨ・ジョーヌのためでなく
「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく(It's Not About the Bike)」という本を読みました。ハワイへ持っていこうとしたのですが、荷物が多くなってあきらめた本です。

ランス・アームストロングという引退した自転車選手のガンとの闘病記で、原題が「バイク(自転車)の話じゃない」。

ただ、マイヨ・ジョーヌのためでなく_b0085526_14272067.jpg泣けました。

25歳で「ガン」と宣告され、

苦しい闘病生活を戦うわけですが .....

僕だったら、逃げ出しますね。

化学療法のつらさは、いろんな所で耳にしますが、耐えられない痛みのようです。

ランスが苦しみを乗り越え、それをモチベーションとして頑張ろうとするのは母親の教育のようです。

彼女は17歳でランスを産み、一人で彼を育てます。 ..... 貧しい生活の中で、ランスにチャンスを与えようとする母親の凄さ(知恵というべきか、力というべきか?)には脱帽せざるを得ません。

本では、ガンから復帰した彼が「ツール・ド・フランス」で優勝するまでを描いているわけですが、この後、世界一過酷といわれるツールをランスは7連覇します。

23日間、4,000kmのレースを7年間勝ち続けるというのは、(単なる幸運ではなく)何かの力がないとできないことなのではないでしょうか?

最初のころ、「ガンになることは、幸運なことなのだよ」という被験者の言葉に怒り狂うくだりがありますが、最後に「その通りだ」と悟り ..... でも、苦労をともにした奥さんと別れてしまうのは?   どーも、解せません。

(夫)
by noru_nao | 2007-10-12 14:23 | 街のあれこれ
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